2008年12月21日

昨日は鈴本で落語 5


演目と焼肉屋騒動はこちらで

五街道弥助の口演中に、突如「ファンホンファンホン」という非常事態を知らせるサイレン音がッ!慌てる客席、動揺して右に行ったり左に駆けていったりする弥助さん。状況がつかめないのは客も噺家も一緒なのだが、弥助さんは楽屋からの支持で「つないでおいてくれ」。サイレンが鳴る前から何か臭っていて、火事を想起させたが、すこしして「大丈夫」という話になるも、そのそばから消防車のサイレン。鈴本は過去に出火したことがあり、死者も出ているのでやや汗ばむが、落語を聴いているせいか「どうにかなるんじゃないの」という気分にもなっている。4、5分「どうしますかねえ...」と悩んだ弥助さんだったが、「鰻屋」を再開。火事ネタを盛り込んで拍手を浴び、高座を下りる。その後わかったのは、裏の焼肉屋がボヤを出し、それを鈴本のセンサーが感知してしまったらしいということだった(でも、終演後裏に回ったけどボヤの形跡は見つけられなかった)。中入り前に上がったさん喬は、このアクシデントを「焼肉屋騒動」と名づける。しかし、鈴本側からの状況説明があってしかるべきだったのでは。
12月中席夜の部「雲助冬模様」楽日 - j_i_k_a_nの日記


弥助はほんと気の毒。「鰻の噺で煙の匂いというのは、これはリアリズムの追求で…」「どうしましょうか(客席から「かっぽれ!」)できません!」「(謎かけ!)すみませんできません!」なんとか落ち着いたところでくすぐりの中に火事ネタを混ぜ込みながらやりきって、ほんとお疲れ様でした。

先月まで前座だったのが信じられない市楽、丁寧さと与太郎定吉の無邪気さが光る正蔵、職人の語り口と緩急が素晴らしい雲助。

実は鈴本に来たのは高校生のとき以来なんだけど、いや、演者のみなさん全員レベル高いですわ。落語で大満足の夜。

おあとはこちらで。いまひとつ納得いかず。


鈴本の隣のビルの高田屋 - [4k]shikeの日記


以下引用
・林家たい木 「初天神」
・五街道弥助 「素人鰻(鰻屋)」
・翁家和楽社中(和楽・小楽・小花) 太神楽曲芸
・柳亭市楽 「やかん」
・柳家さん生 「粗忽の使者」
・伊藤夢葉 奇術
・林家正蔵 「悋気の独楽」
・柳家さん喬 「片棒」(銀まで)

(中入り)

・涼風にゃん子・金魚 漫才
・隅田川馬石 「金明竹」
・柳家小菊 粋曲(寄席スタンダードナンバーへの8番、どんどん節、さのさ、2分50秒で聴く忠臣蔵[←あまりの展開の早さに度々笑う]ほか)
・五街道雲助 「芝浜」

12月中席夜の部「雲助冬模様」楽日 - 時間の空間



m_shike at 12:01コメント(2)トラックバック(0)生落語感想 | 落語 

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コメント一覧

1. Posted by j_i_k_a_n    2008年12月21日 23:23
初めまして。高校以来の鈴本が「焼肉屋騒動」の日とは運がよろしいのでは、なんて。おっしゃるとおりレベルの高い噺家がそろっていた、満足できる夜だったと思います。
2. Posted by 4k    2008年12月21日 23:43
いやあ、運がいいと思いますよ。いいネタになります。

僕も雲助さん目当てだったんですけど、全員良かったです。そういう意味でも運がいいと思います。

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