2008年11月20日
まるでウイスキーのように、Perfumeには物語がつまっている
いまそこにある商品がすべてじゃなくて、その背景にある物語こそが人を感動させるのは、ウイスキーでも何でも一緒。
ウイスキーもPerfumeも、香りを楽しむもんだしね(笑)
SCHOOL OF LOCK!
_昔のことも思い出したという、あーちゃん。
あーちゃん「広島でビラ配りしてた時があったんですよ。イベントやるから、お客さん集めよう! って。
それが12月で・・・広島って意外と寒いんですよ。みんなでダウンジャケットとか着てね。
街の街頭テレビで18時から30分に1回だけ私達のPVが流れるんですよ。
その時間を見計らって、信号が変わった瞬間に、歩いてる人にビラを配ったんです。このPV出てるの私です! Perfumeです! イベント来てください! って。それを夜11時くらいまで、3週間続けたんです。
そしていざイベントの日になった時、お客さんが2人しか来てくれなかったんですよ。それが中2の時で、自分達の無力さをすごい思い知ったんです。こんなに頑張ったのに、これだけしか来てくれないんだって思って。
でも、この2人はPerfumeを観に来てくれたんだって思ったら、満足して帰ってもらいたいから頑張りました! ・・・そのことを武道館のステージで考えたら、いろいろ思うことがあったし、嬉しいなって単純に思いました。
これ読んで、武道館ライブ思い出しながら新曲聴いたら、酒(頂いてきた余市シングルモルト)も進もうというものです。
ネットの中にも、ファンが編み上げた物語があちこちに蓄積されているし。
B面の『願い』には、ものの見事に荒井由美へのオマージュが込められていて、聞けば聞くほどに味わい深い。
とはいえ、Perfumeはまだまだ未完成。これからこれから。